その他政府、国際機関における検事の職務

 

 

検察官として働く以外にもいろいろな活躍する場がありますが、その能力はタイトルにありますように、その他の政府や国際機関でも期待されています。例を上げますと、ば外務省や総務省や財務省などほとんどすべての省庁のほかに預金保険機構や日本司法支援センターなどに出向しています。また、国際機関とは国際連合や国際刑事裁判所などです。

 
こうした出向する場所のひとつに在外公館がありますが、そこに派遣される人をアタッシェと呼びます。在外公館とはわかりやすくいいますと外国にある日本大使館のことです。そのアタッシェの仕事の様子を伝えることで、ほかの省庁で働く大まかな内容を知ることができます。

 
例えば、国内から「重要な被疑者が当該国に入国した」と連絡があった場合に実力が試されます。そうした立場では外交官としての役割もありますし、大使館員としての役割もありますので、起こりうるすべての状態を想定したうえで対応策を考えることが求められます。

 
被疑者ですから逮捕の必要性もありますから関係機関および部署への依頼のタイミングを計ることも大切な任務です。また法律的な要素としては犯罪人引渡し以外の身柄確保の方策を考える必要もあります。最悪のケースである第三国への逃亡を阻止する方法も考えねばなりません。
このようにすべてを自分の権限で考え実行できますが、それに伴う責任の重さも実感することになります。