検察官としての職務

 

 

検察官は大きく分けて、事件捜査や、裁判所への起訴・不起訴の決定、公判を請求した裁判への立ち会い、裁判執行の指揮と監督、法令で定められた事務など、様々な仕事を行っています。

 
まず検察は、警察などから送致された事件や、検察に対して直接告発のあった事件、検察自身が認知した事件について必要な捜査を行います。ただし、警察が行う捜査とは違い、武器の携帯や使用、職務質問など、実力を行使する権限は持ち合わせていません。

 
捜査をひと通り終えた後は、事件について裁判所に起訴するかどうかを決定します。このとき、起訴するに値する内容であった場合でも、被疑者の年齢や性格、健康状態、行った犯罪の程度などを考慮して起訴しないこととする場合もあります。

 
起訴の際に公判を請求した場合は裁判所に出向き、証拠の提出や被告人・証人などに対して尋問を行い、裁判官に対して被告人が犯罪を行ったことを示し、その後法律の適用について意見を述べます。

 

裁判官が判決を言い渡した後は、その内容が十分ではない場合に上級の裁判所に控訴・上告をするかどうかを決めます。
裁判を経て判決が確定した後は、確定した刑がきちんと執行されているかどうかを指揮・監督するのが主な仕事となります。