政府、国際機関等における検事としての職務

 

 

検事(検察官)とは、警察などから送致を受けた事件、直接告訴・告発のあった事件などについての捜査を行い、裁判を起こすかどうかを決定する権限を持っている専門家のことです。

 
裁判所に法の正当な適用を請求し、裁判の執行を指揮監督することができるというだけでなく、民法などの法律によりさまざまな権限が与えられています。

 
国家社会の治安維持を目的とする専門家であり、権利の行使に当たっては常に厳正公平・不偏不党を旨とし、事件処理の過程において人権を尊重すべきことを基本としています。

 
また、起訴できる事件であっても、被疑者の性格・年齢・境遇などによっては起訴しないようにするという権限があり、起訴処分には法廷で裁判が開かれる公判請求と、書類審査のみで刑が言い渡される略式命令請求という種類のものがあります。

 
さらに、公判請求した事件の裁判にて証拠を提出したり、被告人が犯罪を行ったことなどを証明する必要があるのですが、証拠を調べ終わったら求刑を含む論告を行い、裁判所の判決に対して上訴することもあります。

 
そして、一定の重大な犯罪については裁判員裁判の対象となりますが、一般の国民から選ばれる裁判員が審理の内容を十分に理解し、容易に心証を形成できるように分かりやすく的確な立証に努めているのです。